2015年11月22日

5. 生活習慣病と認知症(まとめ)

高血圧、糖尿病、高脂血症は、食生活の変化や運動不足にともない、日本においても増加傾向にあり、癌や心筋梗塞のリスクとなります。心筋梗塞は心臓の血管の病気ですが、脳の動脈硬化が起これば、脳梗塞をはじめ脳血管性認知症の発症リスクが高まります。


R5.png特に、糖尿病の有病率は近年非常に高まっています。右の図で、IFGは空腹時血糖異常、IGTは耐糖能異常といって、境界型糖尿病の状態です。糖尿病有病率の増加は、近年のアルツハイマー型認知症の増加とも関連がありそうです。



ここで大事なのは、高齢になってからの生活習慣病よりもむしろ、中年期からのコントロールをおろそかにしていた場合に認知症発症のリスクが大きいということです。認知症の予防は、早めに介入できるに越したことはありません。
当院では、内科医ともの忘れ専門の医師との2人体制で診療を行っていますが、高齢者の合併症に連携して対応できるというだけでなく、中年期からの認知症予防にもしっかり対応できるという強みがあります。生活習慣病が心配な方は、早めにかかりつけ医を定めておくことをお勧めします。
posted by 御所ヶ谷HC at 23:36| Comment(0) | 認知症の危険因子
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